【番外コラム】長期金利3%に到達、日本が大ピンチ!
長期金利3%に到達、日本が大ピンチ! 東南アジア株式新聞 2026年9月2日 日本が大変なことになっている。 日本政府は今、来年度予算の編成中。 8月末に締め切った省庁の概算要求で、来年度予算の規模は過去最大の143兆円となっている。 高市政権の「積極財政で日本経済を強くする」方針を反映したためだ。 市場は金利上昇・円安(ついでに、株安)で反応した。 9月1日、日本の長期金利(10年国債利回り)が一時的に3%に達した。 その後いったん2.9%台に下がったが、今日は朝から3.0%になっている。 (債券市場の基本メカニズム:財政がやばい国の国債は売られ、価格下落・利回り上昇) 1ドル=159円だった円も、160円台に復帰した。 さらに悪いことに、高市政権の経済運営について、米国が反対していることが明らかになった。 (日本の財務相と日銀総裁が訪米中) 米国のベセント財務長官は8月30日に日銀の植田総裁と会談し「円の大幅な過小評価に対処するため、日本が断固とした市場・金融政策上の措置を講じることを強く支持する」と伝えた。 (政策金利=短期金利を上げろ!) 同長官は9月1日、「日本に(財政拡張と金融緩和に前向きな)リフレ政策をやめるべきだと伝えた」 と記者団に語った。 ※ リフレ政策=インフレ(物価上昇・通貨下落)を意図的に起こす政策。 しかし、高市政権の経済運営は、インフレによって見かけの景気を良くし、低金利によって政府が借金をしやすくするのが基本だ。 高市首相の支持率は高く、政策転換するのは簡単ではない(国民がそういう経済運営を望んでいると、首相は信じているだろうから)。 しばらくの市場トレンドは、金利は上昇、円安が継続、そして今まで強かった日本株も下落。 これらが、急上昇や急落になる瞬間が近づいているような気がしてならない。