中国外相、東南アジア訪問、詐欺対策など (2026年4月、カンボジア・タイ・ミャンマー)
中国外相、東南アジア訪問、詐欺対策など (2026年4月、カンボジア・タイ・ミャンマー) 東南アジア株式新聞 2026年4月27日 中国の王毅(Wang Yi)外相が4月22日から25日の日程で、カンボジア・タイ・ミャンマーの3カ国を 訪問した。 中国の外相が3カ国で共通して議題に挙げたのは、経済協力のほか、オンライン詐欺の撲滅だった。 犯罪集団は主にカンボジアとミャンマーに拠点を築いてきた。タイとの国境付近が多い。 首謀者は中国出身者がほとんどだ。 中国としては、3カ国が犯罪者を捕縛し、中国へ送還することを期待している。 カンボジアとタイでは国境問題の平和的解決を促し、ミャンマーの新大統領には支持を公言した。 ホルムズ海峡封鎖でエネルギーや石油製品の不足が心配される中での中国外相の訪問は、 3カ国に対し、中国が頼りになる相談相手であることを印象づける狙いもあっただろう。 カンボジア首相のFB投稿(4月23日) 中国・カンボジア、2+2戦略対話を開始 王外相らは歴訪の最初に、ASEANの親中の国カンボジアを訪れた。 両国の外相と国防相が参加する、2プラス2戦略対話を開催し、関係深化を印象づけた。 Khmer Times の4月23日の記事: Cambodia, China launch ‘2+2’ strategic talks - Khmer Times フン・マネット首相は昨日、平和宮殿で中国の王毅外相と董軍国防部部長(国防相)を迎え、 ハイレベル「2+2」戦略対話を開幕した。 4月22日と23日に行われたこの対話は、両国の「鉄壁の」友好関係における新たな時代の幕開けとなる。 同記事によると、 中国代表団は習近平国家主席と李強首相からの挨拶を伝え、 フン・マネット首相が指導するカンボジアの力強い成長を称賛した。 王毅外相は、「2+2」の形式は、地域安定と生活水準の向上に重点を置き、全天候型運命共同体 を深化させるという最高レベルの共通認識を反映していると述べた。 フン・マネット首相は、カンボジアが「一つの中国」政策を揺るぎなく堅持することを改めて 表明した。また、ノロドム・シハモニ国王とノロドム・モニニース・シハヌーク王太后への 継続的な医療支援に対し、中国政府に深い感謝の意を表した。 両国は、クリーンエネルギー、運輸、農業、防衛といった優先分野...