ホルムズ海峡封鎖、ASEAN各国の対策
ホルムズ海峡封鎖、ASEAN各国の対策 東南アジア株式新聞 2026年3月14日 2月28日に始まったイラン戦争の影響でホルムズ海峡が封鎖状態になり、中東からアジアへの 原油輸送が滞っている。 ASEANには産油国が多い。インドネシア、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、タイ。 しかし需要が多いため、産油国でも石油製品を輸入している。 (純輸出国はブルネイのみ。一方で、輸送・精製ハブであるシンガポールは石油製品の備蓄が多い。) ASEAN各国は、独自および共同で、エネルギー危機への対策を取り始めた。 Geminiで作成したイメージ ASEAN外相・経済相会議 特別会合でエネルギー危機が議題に マレーシア The Star の3月13日の記事(中身はマニラ発ロイター電): ASEAN ministers urge halt to Middle East war as crisis rattles energy and trade | The Star ASEAN外相と経済相は金曜日、中東における戦争の即時停止を求めるとともに、原油価格の高騰と貿易の混乱が 既に東南アジア経済に打撃を与えていると述べた。 ASEAN加盟国の多くは、経済への影響に対処するための措置を講じ始めており、各国政府はエネルギー節約、 国内市場の安定化、観光業などの脆弱なセクターの保護に迅速に取り組んでいる。 フィリピンのマリア・テレサ・ラザロ外務大臣は、危機に関する特別会合後の記者会見で、 「我々は中東情勢とその地域への影響について深刻な懸念を表明し、敵対行為の即時停止の重要性を強調した」 と述べ、ASEANはすべての関係者に対し最大限の自制を求めたと付け加えた。 フィリピン、タイなどが最も影響を受けやすい Aljazeela の3月13日の記事: Southeast Asia shuts offices, limits travel as oil crisis deepens 米国エネルギー情報局のデータによると、2024年にホルムズ海峡を通過した原油の約84%、 液化天然ガス(LNG)の約83%がアジア向けだった。 ジャカルタにある東アジア・ASEAN経済研究所(ERIA)のエコノミスト、 アロイシウス・ジョコ・プルワント氏によると、フィリピン、タイ、マレーシア、ブルネイは、 ...