日本ペイント、蘭アクゾノーベル社の東南アジア事業を買収

 

日本ペイント、蘭アクゾノーベル社の東南アジア事業を買収

東南アジア株式新聞 2026年10月5日


日本ペイントは、オランダのアクゾノーベル社の東南アジア事業を買収する。

同社は東南アジアの主要市場でトップブランドの地位を持つが、

同地域のおけるアクゾノーベルの建築用塗料製造・販売会社を吸収し、さらに同地域市場での競争力を

高めるのが狙い。



    
日本ペイントの発表資料より、2026年10月5日
日本ペイントの発表資料より


日本ペイントホールディングスの10月5日の発表:

アクゾノーベル社のベトナム、マレーシア、シンガポール建築用塗料子会社株式の取得など 

当社は、2026年10月3日に、当社の連結子会社であるNippon Paint Singapore Company Pte. Ltd.と

Nippon Paint (Malaysia) Sdn Bhd が、

アクゾノーベル社のベトナム、マレーシア、シンガポールの建築用塗料子会社の株 式を取得及び子会社化し、

同じく当社の連結子会社であるNippon Paint (H.K.) Company Limited が、インドネシ アにおけるアクゾノーベル社

と同社パートナーの建築用塗料合弁会社の株式を100%取得し、

同じく当社の連結子会 社であるNippon Paint Decorative Coatings (Thailand) Co Ltd とDuluxGroup Limited が

アクゾノーベル社のタ イ、豪州、パプアニューギニアの建築用塗料事業を譲り受ける、

株式取得及び事業譲受け契約を締結いたしましたの で、お知らせいたします。


  • 日本ペイントは東南アジア地域において、NIPSEAグループを通じて地域密着型の事業運営を

展開し、販売網、ブランド 認知、供給体制を含む強固な基盤を持つ。

  • 株式取得及び事業譲受けの対象となるアクゾノーベル社の東南アジア建築用塗料事業は、

ベトナム、イン ドネシア、マレーシア、シンガポール等において確立された事業基盤を有し、

各国における販売代理店網、ブランド認知、製造・供給体制を備えた有力な事業。

  • それらは、高いキャッシュ創出力や成長余地を有しているもの と判断した。 

  • 日本ペイントはこのM&Aにより、東南アジアにおける建築用塗料分野での競争力を高める

とともに、インオーガニック成長との両輪で成長を加速させる。 

  • 本件取得に要する買収資金は、金融機関からの借入及び手元資金を想定しており、

新株発行を 伴う資金調達は予定していない。


取得する日本ペイント子会社

地域

形式

Nippon Paint Singapore Company Pte. Ltd. 

ベトナム

株式取得

Nippon Paint (H.K.) Company Limited 

インドネシア

株式取得

Nippon Paint (Malaysia) Sdn Bhd 

マレーシア

株式取得

Nippon Paint Singapore Company Pte. Ltd 

シンガポール

株式取得

Nippon Paint Decorative Coatings (Thailand) Co Ltd 

タイ

事業譲受

DuluxGroup Limited 

豪州

パプアニューギニア

事業譲受

  • 一連の取引における取得対価:13.5億米ドル(EV/EBITDA:約16倍)。

  • 資金調達:銀行借入と手元資金で充当し、新株発行の予定はなし。 

  • スケジュール:各国規制当局の承認取得、カーブアウト手続きの完了を経て、

最終クロージングは2027年半ばを見込む。 

  • インドネシアはその他地域の取引に先立って2026年末にクロージングする可能性あり。 



アクゾノーベル社(Akzo Nobel N.V) 

アムステルダムに本社を置き、

建築用塗料及び機能性コーティング事業における塗料・コーティング製 品の開発・製造・販売 






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