マレーシア証取、個人投資家調査の報告書を発表
マレーシア証取、個人投資家調査の報告書を発表
東南アジア株式新聞 2024年4月1日
Malaysia Retail Investor Insights の概要
マレーシア証券取引所(Bursa Malaysia)は4月1日、個人投資家市場の調査報告「Malaysia Retail Investor Insights」を発表した。
調査内容は、以下の Overviewページから PDFファイルをダウンロードできる。
https://www.bursamalaysia.com/market_information/retail-survey-paper/overview
概要の翻訳
ブルサ・マレーシアは、マレーシアの個人投資家の現状を調査するために証券業界調査を実施しました。 市場調査の結果は、さまざまな市場参加者に次のようなメリットをもたらします。
主要な戦略的重点分野の確立:個人投資家が直面する障壁への対処、金融包摂(インクルージョン)の促進、投資のアクセス向上、ブルサ・プロダクト(証券所の金融商品)に対する個人投資家の利益の維持のため、マレーシア証券取引所が主要な戦略的重点分野を発展させる土台となります。
業界リファレンスおよびガイド: 投資家の洗練、ニーズ、好みに対応するプロダクトの開発・強化のために努力している業界参加者に向けて、前向きな議論の材料を提供します。
個人投資家のエンパワーメント: 個人投資家が、取引市場商品への地元のリテール市場への参加を理解できるようにします。 情報の透明性は、個人投資家がマレーシアの株式市場の状況や投資傾向を理解するのに役立ちます。
マレーシア証取・個人投資家調査の重要な発見のいくつか
投資商品の上位は、株式、ASB(ブミプトラの元本保証商品)、ユニット・トラスト、固定預金、貴金属、暗号通貨、不動産、リート
(株式が39%で第1位だったのはやや意外でしたが、株式投資家では中華系が66%と最大勢力でした。ブミプトラが30%、インド系3%)
投資への配分は所得のうち8%
(半分ほど食費・生活費で、貯蓄14%、住宅ローン10%、自動車ローン8%、保険7%)
投資目的の上位は、リタイア計画(54%)、パッシブ所得の源泉(54%)、もしものときのために資金蓄積(47%)
調査は2023年11月に実施。3,027人に対し、コンピューターを補助的に使いながらインタビューした。
このうち、2,622人が投資経験者、1,939人がマレーシア証取での参加者だった。
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