[ADB成長率予測2026年7月]ASEANの2026年成長率4.5%
[ADB成長率予測2026年7月]ASEANの2026年成長率4.5%
東南アジア株式新聞 2026年7月9日
アジア開発銀行(ADB)は7月8日に、
『Economic Forecasts for Asia and the Pacific: July 2026』を発表した。
発展途上アジア太平洋(DAP)地域の2026年の国内総生産(GDP)成長率予想は、4.9%。
4月版の予想より0.2ポイント引き下げられた。
ASEANについては、2026年4.5%、2027年4.6%成長を予想した。
2026年については4月予想より0.1ポイント下げ、27年予想はそのまま。
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| 2026年7月版のレポート部分 |
7月8日の発表:
Economic Forecasts: Asian Development Outlook July 2026
中東の紛争は、当初の予想以上にアジア太平洋地域の発展途上国に重くのしかかり、
今年の成長率は2025年の5.5%から4.9%に鈍化すると見込まれています。
2026年初頭は消費と投資に支えられ堅調な経済活動が続きましたが、
エネルギー価格の高騰、供給途絶、金融引き締めなどが今後数ヶ月の成長を抑制し、
その影響は徐々にしか解消されないと予想されます。
エネルギー価格の上昇が食料品やその他の物価に転嫁されるにつれ、
インフレ率はさらに上昇すると予測されています。
物価上昇圧力は拡大しており、原油価格が緩和しても、しばらくの間は高止まりする可能性が高いでしょう。
Developing Southeast Asia(シンガポールを除く東南アジア)
ASEAN(シンガポールを除く)の2026年成長率予想は4.6%、2027年予想は4.8%。
「中東の紛争は、外部需要を弱体化させ、世界的な不確実性を高め、供給を混乱させ、
投入コストと原材料費を上昇させた。」
4月予想に比べて下方修正幅が大きいのは、フィリピンとカンボジアだ。
ADB報告書の説明では、
「フィリピンは、投資の遅延、商品価格の高騰に伴う個人消費の低迷、気候変動関連リスクなどにより、成長率予測が下方修正された。
2026年の成長率は4.4%から3.8%に下方修正され、2027年には5.3%に回復する見込みだが、
4月に予測された5.5%をわずかに下回る水準となっている。」
「カンボジアは、地政学的な悪影響とタイとの国境の長期閉鎖により、経済見通しが著しく悪化
している。そのため、2026年の成長率予測は0.4ポイント引き下げられ4.1%に、
2027年の成長率予測は0.3ポイント引き下げられ4.7%となる。」
一方、好調さが目立つのはベトナム。
「ベトナムは引き続き地域で最も成長率の高い経済国であり、成長率予測は2026年7.2%、
2027年7.0%で維持されている。
これらの経済の堅調なパフォーマンスは、製造業の持続的な成長、堅調な輸出と投資、
そして安定した国内需要を反映している。」
ASEAN唯一の先進国 シンガポールの成長率予想は、4月予想より微妙に引き上げられた。
ASEAN全体の予想はほぼそのまま。
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