NTTグループが東南アジアのスタートアップ投資ファンドを設立

 

NTTグループが東南アジアのスタートアップ投資ファンドを設立

東南アジア株式新聞 2025年11月13日


NTTグループが東南アジア特化のベンチャーファンドを12月15日に設立する。

グループと協業できる分野(AI、IoT、スマートシティなど)のベンチャー企業に投資する。


11月11日(火)にインドネシア・ジャカルタで開催した「NTT Startup Challenge Pitch Day」で発表した。


   
NTTグループのベンチャーファンドのロゴ
ファンドのロゴ



11月11日の発表:

NTTグループ初の東南アジアスタートアップ投資ファンド「Synexia Ventures」を設立

株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ(本社:東京都港区、代表取締役CEO&CCO:笹原 優子、以下、NDV)と

NTTファイナンス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊藤 正三、以下、NTTファイナンス)は、

東南アジアの有望なスタートアップとの連携強化を目的とした投資ファンド「Synexia Ventures Pte. Ltd.」

(所在地:シンガポール、以下、Synexia Ventures)を2025年12月15日(月)に設立いたします。


  • シンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピンなど東南アジア地域を対象

  • AI、IoT、スマートシティ、ロボティクス、ドローンなど

NTTグループ各社と連携が見込めるスタートアップに投資します。

  • ファンドマネジャーには、シンガポールを拠点とするKK Fundのジェネラルパートナー、

Kuan Hsu 氏が就任し、NDVおよびNTTファイナンスと共同で運営する。


NTTグループでは、NTTドコモビジネス(旧NTTコミュニケーションズ)が2017年から2020年まで、

東南アジアのスタートアップとの協業推進プログラム「NTT Com Startup Challenge」を実施してきた。2024年からはNTTグループ各社の東南アジアでの旺盛な新規事業創造意欲をふまえ、

NTT初のグループ共同開催となる「NTT Startup Challenge」へと発展させた。



ファンド名称

Synexia Ventures Pte. Ltd.

設立時期

2025年12月15日(予定)

ファンドマネジャー

Kuan Hsu(クアン・スー)


テマセクなどでPE投資の経験を積んだ後、東南アジア、香港、台湾のインターネットおよびモバイル関連のアーリーステージ投資に特化するKK Fundを設立し、同ファンドのジェネラルパートナーを務めている。

所在地

シンガポール

運用総額

1,000万米ドル(約15億円)

運用期間

7年間

出資者

  • NTTインベストメント・パートナーズファンド4号投資事業有限責任組合(運営者:株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ)

  • NTTファイナンス株式会社

投資対象

NTTグループ各社との事業連携を見込む東南アジアのスタートアップ





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