マレーシアの5G通信事業者Uモバイル、ジョホール州王女が新経営者に
マレーシアの5G通信事業者Uモバイル、ジョホール州王女が新経営者に
東南アジア株式新聞 2026年3月18日
マレーシアの携帯通信サービス3位で5Gネットワーク事業者でもあるUモバイル(U Mobile Sdn Bhd)が
3月17日、新経営体制を発表した。
新経営者は、ジョホール州王女様だ。
(現在、彼女の父であるジョホールのスルタンがマレーシア国王なので、マレーシアの王女に当たる。)
王女と富豪ビンセント・タン氏(ベルジャヤ・グループ総帥)が設立したマワール・セティア社が、
Uモバイルの株式50%超を取得した。
3月17日の発表:
U Mobileは、シンガポール・テクノロジーズ・テレメディア社(STT)とマワル・セティア社(Mawar Setia)
との間の株式売買契約の締結に伴い、マワール・セティア社のU Mobileにおける株式保有比率が50%を超えた
ことを発表いたします。
この株式取得により、マレーシアにおける所有権が強化され、
マレーシアの主要モバイル・ブロードバンド事業者の一つであるU Mobileへの国内企業の参画がさらに
促進されます。U Mobileは、今後の企業発展の新たな段階へと進んでまいります。
また、U Mobileは、2026年3月13日付で、
(称号トゥンク・トゥン)アミナ・ビンティ・スルタン・イブラヒム・イスマイル殿下がU Mobileの会長に
就任されたことを発表いたします。
殿下は、幅広い業界の民間企業を率いてきた豊富なリーダーシップとガバナンス経験、
複数の上場企業および非上場企業の取締役を務めてきた実績をお持ちです。
(称号タン・スリ・ダト・セリ)ビンセント・タン・チー・ユン氏が2026年3月12日付けで
会長職を退任した。
同氏は、創業者兼取締役会顧問に就任し、引き続きUモバイルの成長を支援・指導する。
マワル・セティア(Mawar Setia)は、ビンセント・タン氏とアミナ王女が設立した持株会社。
ビンセント・タン氏のコメント:
「U Mobileの取締役会における今回の変更は、信頼性が高く、拡張性があり、納期通りに提供されるデジタルインフラの構築に対する当社のコミットメントを反映したものです。私たちは、ガバナンスと長期的な資金支援を強化することに注力し、経営陣が展開を加速させ、国内第2の5Gネットワークに設定されたカバレッジ目標を達成できるようにしたいと考えています。U Mobileが次の開発段階に進むにあたり、私たちは持続的な投資規律と事業運営への集中によってこれを支えていくつもりです。U Mobileは順調に進捗しており、展開スケジュールを前倒しで進めていることをご報告できることを嬉しく思います。」
アミナ氏は、現国王(ジョホール州スルタン)の長女であり、
マレーシア国内で多数のビジネスに関与している。
ビンセント・タン氏との関係では、アミナ氏はすでにベルジャヤ・レールの会長を努めている。ジョホールからKLなどへの高速鉄道建設をめざす会社だ。
Mawar setia を直訳すると「誠実なバラ」。
コメント
コメントを投稿