メニコン、マレーシアでコンタクトレンズ最新鋭工場を稼働

 

メニコン、マレーシアでコンタクトレンズ最新鋭工場を稼働

東南アジア株式新聞 2026年3月13日


メニコン(TSE:7780)がマレーシアでコンタクトレンスの最新鋭の工場を稼働開始した。


日本経済新聞の3月11日の記事:

メニコン、年産20億枚へマレーシア工場稼働 乾燥しにくいレンズで挽回 - 日本経済新聞

コンタクトレンズ大手のメニコンがマレーシアで建設した、1日使い捨てタイプのコンタクト製造工場が

本格稼働した。

年間生産は将来的に20億枚ほどに高めることを予定しており、海外勢に比べて出遅れていた新素材製品の

生産・販売を強化する。


調べてみると、地元では大きなニュースになっていた。


メニコンの2月5日の発表:

メニコン マレーシアで最大規模の新工場が商業生産開始~1DAYレンズ需要拡大に応える世界供給体制

株式会社メニコンは、マレーシア・ケダ州に建設した新たな生産拠点であるマレーシア工場が商業生産を開始し、

2026年2月5日に開所式を執り行ったことをお知らせします。

本拠点は、当社がこれまで培ってきた技術力と品質へのこだわりをさらに強化し、

国内外のお客様に安定的に製品をお届けするための重要な役割を担うものです。 

  
マレーシア工場、メニコンの発表資料より
メニコンの発表資料より


  • 生産を開始したマレーシア工場は、メニコングループ最大の敷地面積を有する、

1DAYレンズの専用工場だ。

  • 現在進行中の第一期工事では、最大で年間5億枚規模の生産ができるスペースがあり、

需要動向に応じて第四期まで拡張可能な設計となっているという。

  • 生産ラインの継続的な増設により、将来的には年間20億枚規模の生産にも対応できる体制を

視野に入れている。


眼科製品バリューチェーンにおけるマレーシアの地位強化に


工場はケダ州のクリム・ハイテクパークにある。

ペナン島からマレー半島西岸バターワースに渡り、少し東へ行ったところだ。


メニコン・マレーシアのクリム・ハイテクパークでの工場開所式は、地元では大ニュース扱いだった。

2月5日に、マレーシア投資開発庁(MIDA) がリリースを出したほか、地元メディア数社が報じた。


MIDA の2月5日の発表:

Menicon Advances High-Value Ophthalmic Manufacturing in Malaysia With Smart Factory Launch - MIDA 日本に本社を置くメニコン株式会社の完全子会社であり、レンズ素材、デザイン、レンズケア製品など、

包括的な眼科ソリューションをグローバルに提供するメニコン・マレーシア社は本日、

クリム・ハイテクパークに新製造工場を正式に開設しました。

これにより、マレーシアの高付加価値医療機器製造拠点としての地位が強化されます。

承認された総投資額は10億リンギで、この新施設はメニコンにとって世界で最も先進的かつ将来を見据えた

製造拠点となります。

完全統合型スマートファクトリーコンセプトに基づき設計されたこの工場は、自動化された生産、物流、

倉庫管理、品質管理をデジタル接続されたエコシステム内に統合し、

シリコーンハイドロゲルコンタクトレンズの安定的かつ大量生産を可能にします。


10億リンギは約400億円。


MIDAは、同工場の意義を以下のように表現している。

「マレーシア工場の製品は輸出向けであり、日本、ドイツ、米国などの主要市場へ供給することで、

マレーシアの輸出収入に直接貢献するとともに、

グローバルな眼科製品バリューチェーン(global ophthalmic value chain)における

マレーシアの地位を強化します。」



アジア太平洋はコンタクトレンズの成長市場


米調査会社 Global Market Insghts によると、

https://www.gminsights.com/industry-analysis/asia-pacific-contact-lenses-market#

アジア太平洋地域のコンタクトレンズ市場は、2024年には46億6,000万米ドルに達すると推定しています。

この市場は、2025年の48億1,000万米ドルから2034年には64億9,000万米ドルに、

年平均成長率3.4%で成長すると予想しています。


同調査会社によると、

アジア太平洋のコンタクトレンズ市場の主要プレーヤーは、

ジョンソン・エンド・ジョンソン、アルコンビジョン、クーパービジョン、HOYA、メニコンなど。





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