(6月14日)東南アジア株、なんとなく全面安 / 日銀会合受けドル円が乱高下

(6月14日)東南アジア株、なんとなく全面安 / 日銀会合受けドル円が乱高下 

東南アジア株式新聞 2024年6月14日

シンガポール STI

マレーシア FBM KLCI

インドネシア IDX総合

タイ

SET

香港

Hang Seng

3297.55

-0.81%

1607.32

-0.18%

6734.83

-1.42%

1306.56

-0.40%

17941.78

-0.94%



6月14日、東南アジア株は全面安となった。


何か具体的な悲観材料があったわけではない。

前日までに米国の金融政策の方向(政策金利維持、今年の利下げペースはスロー)は出ており、東南アジアの各市場は消化しているはずだ。


あえて言えば、シンガポール、マレーシアなどで連休(月曜がイスラム教の祝日 ハリラヤ・ハジ)前の持ち高調整があったかもしれない。

その程度の、なんとなく全面安だった。



ドル円は乱高下、一時158円台の円安


日本銀行は6月14日、政策決定会合の終了後、金利政策(無担保コール翌日物金利の誘導目標を現行の

0~0.1%程度)の維持、そして、国債買い入れの減額計画を7月の会合で決めることを発表した。


変更なしに安心して、日経平均株価は上昇、(安心して買いが入ったため)長期金利は低下した。


事前のメディア報道では、この日、国債減額の政策が打ち出されると予想されていただけに、為替市場には失望が広がった。

一時は158円台の円安へ。

しかしその後、おそらく日銀発表後に円高方向を予想していた投資家のポジション解消だろうが、157円近辺まで戻した(日本時間午後7時時点)。


  
ドル円の1日(2024年6月4日、Google Financeより)
ドル円の1日(6月4日、Google Financeより)







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