マレーシアで最近話題の日本企業(2024年6月)

マレーシアで最近話題の日本企業(2024年6月)

  • 丸紅、サラワク州で持続可能な航空燃料プロジェクト
  • セブン銀行、マレーシア進出

東南アジア株式新聞 2024年6月12日

シンガポール STI

マレーシア FBM KLCI

インドネシア IDX総合

タイ SET

3307.44

-0.05%

1608.95

-0.16%

6850.10

-0.08%

1316.69

0.04%

米FOMC、日銀会合を控え、どの市場も小幅な動きに収まった。



今日は、マレーシアで最近ニュースになった日本企業を紹介する。

丸紅は、サラワク州(ボルネオ島)で持続可能な航空燃料(SAF)を製造するプロジェクトに向け、現地で「アジア太平洋グリーン水素会議」に参加した。

セブン銀行はマレーシア進出を発表した。コンビニ店にATMを設置する。


丸紅、サラワク州で持続可能な航空燃料プロジェクト


Borneo Post の記事:

Leading Japanese conglomerate looking at establishing SAF project in Sarawak

(日本の大手複合企業がサラワク州でSAF製造プロジェクトへ向け調査)


<クチン(6月11日):日本の大手総合商社および投資会社である丸紅は、持続可能な航空燃料(SAF)プロジェクトを確固たるものにするため、クチンで水素イニシアチブのさらなる調査を行っている。

本日発表されたプレスリリースによると、丸紅は、2030年までにサラワク州で商業規模のSAFバリューチェーンを構築し、現地消費または輸出に回すための共同予備的実行可能性調査を開始した。>


アジア太平洋グリーン水素2024会議でのニュースだ。


丸紅は少し前に、日本でプレスリリースを出している。


5月15日にプレスリリース

マレーシアにおけるバイオマス資源を原料とするSAF(持続可能な航空燃料)製造事業の

検討開始について

https://www.marubeni.com/jp/news/2024/info/00027.html


(発表内容の概要)
航空業界においては、CO2排出量の削減が喫緊の課題となっており、国際民間航空機関(ICAO)は、CO2排出削減制度を導入しています。

SAFは従来の航空機燃料を代替する次世代低炭素燃料として、需要拡大が見込まれています。


今後、丸紅はインベストサラワクと共に、本調査による新たな事業の創出を目指し、サラワク州での産業・経済の発展に貢献していきます。(インベストサラワクは州機関)





セブン銀行、マレーシア進出



セブン銀行の東南アジア拠点は、インドネシア、フィリピンに次いで3カ所目。

セブンイレブン店舗にATMを設置し、金融と流通を融合した新サービスを導入していくそうだ。


https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS96633/06fcb34d/a500/49cf/8388/f5942066fba6/20240605091058909s.pdf


  

SESなどは、地元の金融事業者や投資会社。




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