東南アジアIPO 2026上半期、件数は減少だが堅調(デロイトのレポート)
東南アジアIPO 2026上半期、件数は減少だが堅調(デロイトのレポート)
東南アジア株式新聞 2026年7月17日
監査ビッグ4の1つ、デロイトが「東南アジア2026年上半期IPOスナップショット」というレポートを
発表した。
2026年上半期の東南アジアでは、新規上場(IPO)が47件、30億7,000万米ドル(約5,000億円)を
調達した。
件数では前年同期比で減少したが、調達額は大きく増えた。
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| 東南アジア2026年上半期IPOスナップショット |
デロイトの7月10日の発表:
Southeast Asia Mid-Year IPO Snapshot 2026
デロイトは、東南アジアIPO市場概況レポート「2026年上半期IPOスナップショット」を発表しました。
このレポートは、IPO総件数は減少傾向にあるものの、東南アジアのIPO市場は依然として堅調で、
より大規模かつ質の高い上場案件が引き続き増加していることを示しています。
2026年上半期には、地域全体で47件のIPOが実施され、30億7,000万米ドルを超える資金を調達し、
IPO市場全体の時価総額は150億7,000万米ドルに達しました。
比較のために、2025年上半期のIPO件数53件、調達額14億1,000万米ドル、時価総額77億米ドルでした。
IPO件数は前年同期比11%減少したものの、市場はより大規模な取引へと大きくシフトしている。 これは、投資家がより規模が大きく、より強固で、より成熟した発行体に注目するようになり、
量よりも質が重視される傾向が続いていることを示す。
この地域におけるIPOの好調は、それぞれ5億米ドル以上を調達した3件の大型IPO、
UI Boustead REIT(シンガポール)、Sunway Healthcare Holdings Berhad(マレーシア)、
およびDien May Xanh Investment Joint Stock(ベトナム)によって支えられた。
マレーシアは、Sunway Healthcare Holdings Berhadの上場成功に支えられ、2期連続で
地域トップのIPO市場としての地位を維持した。
シンガポールは東南アジアのIPOランキングでインドネシアを追い抜き、投資家の信頼感の
高まりと近年の市場改革への強い支持を証明した。
ベトナムは2025年上半期にIPO件数がゼロだったのが、2026年上半期には4件にまで
力強く回復し、地域最高のIPO時価総額69億3000万米ドルを記録した。
2026年下半期を見据えると、東南アジアのIPO市場は、発行体の強力なパイプライン、
投資家心理の改善、金利緩和といった要因に支えられ、引き続き健全な状態を維持する
と予想される。
2,026年上半期の大型上場10件(デロイト資料より作成)

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