シンガポール証券取引所(SGX)に上場している有力企業
シンガポール証券取引所(SGX)に上場している有力企業
東南アジア株式新聞 2024年3月12日
シンガポール証券取引所(SGX):
- 時価総額:約10兆220億SGD(約92兆円)
- 上場企業数:約700社
- 取引時間:月曜日から金曜日(祝日を除く)の午前9時~午後5時(シンガポール時間)
SGX時価総額の上位10社(3/12/2024現在)
SGX上場の時価総額上位企業の特徴
DBS Group Holdings Ltd (O39)
DBSグループ・ホールディングスは、シンガポール最大の銀行であり、東南アジアでも有数の金融機関です。個人向け銀行業務、法人向け金融サービス、トレジャリーマーケッツ、その他4つのセグメントで事業を展開しています。デジタルバンクの先駆者として、AIやビッグデータ分析などを活用した革新的な金融サービスを提供しています。
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Oversea-Chinese Banking Corp Ltd (U96)
OCBCバンクは、シンガポールで2番目の大手銀行であり、東南アジアや中国、香港などでも事業を展開しています。個人向け銀行業務、法人向け金融サービス、資産管理、保険などの幅広い金融サービスを提供しています。近年は富裕層向けのプライベートバンキング事業に力を入れています。
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Singapore Exchange Ltd (Z74)
シンガポール証券取引所(SGX)は、シンガポール唯一の証券取引所であり、東南アジアの最大の証券取引所です。株式、債券、デリバティブなどの取引を扱っており、近年はアジア市場の成長に伴い、取引量も増加しています。
Jardine Matheson Holdings Ltd (C6L)
ジャーディン・マセソン・ホールディングスは、香港に本社を置く複合企業であり、アジアを中心に様々な事業を展開しています。不動産、金融、エネルギー、小売、自動車など幅広い業種に投資しています。
United Overseas Bank Ltd (F34)
UOBバンクは、シンガポールで3番目の大手銀行であり、東南アジアや中国、香港などでも事業を展開しています。個人向け銀行業務、法人向け金融サービス、資産管理、保険などの幅広い金融サービスを提供しています。
CapitaLand Integrated Commercial Trust (S68)
キャピタランド・インテグレーテッド・コマーシャル・トラストは、シンガポール最大のリート(REIT)であり、オフィス、ショッピングモール、ホテルなどの商業施設を投資対象としています。シンガポールだけでなく、中国、インド、欧州などでも資産を保有しています。
Genting Singapore PLC (D01)
ゲンティン・シンガポールは、シンガポールに本社を置くカジノ運営会社であり、リゾートワールド・セントーサ(シンガポール)を運営しています。カジノだけでなく、ホテル、テーマパーク、ショッピングモールなどの施設も運営しており、観光客向けの複合リゾートとして人気があります。
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Wilmar International Ltd (BN4)
ウィルマー・インターナショナルは、シンガポールに本社を置く食用油脂メーカーであり、世界最大のヤシ油生産・販売会社です。中国、インド、東南アジアなどアジアを中心に事業を展開しています。
Jardine Strategic Holdings Ltd (Y92)
ジャーディン・ストラテジック・ホールディングスは、香港に本社を置く投資会社であり、ジャーディン・マセソン・ホールディングス(ロンドン主上場・シンガポール副上場)が親会社です。アジアを中心に様々な事業に投資しています。
Keppel Corp Ltd (N22)
ケッペル・コーポレーションは、シンガポールに本社を置く複合企業であり、海運、エネルギー、インフラ、不動産などの事業を展開しています。近年は再生可能エネルギー事業に力を入れており、環境問題への対応も積極的に進めています。
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その他
上記の10銘柄以外にも、時価総額が大きく、投資家から注目されている銘柄は多くあります。投資する前に、各企業の財務状況や業績などをしっかりと確認することをおすすめします。
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