2026年 シンガポールはAIに集中投資する【更新】
2026年 シンガポールはAIに集中投資する【更新】
(2026年1月26日付け「シンガポール、AI研究開発投資に5年間で10億Sドル(約1,200億円)」
に追記して改題)
国家AI評議会
国家AI研究開発(NAIRD)
2023年に国家AI戦略(NAIS2.0)を打ち出したシンガポールは、2026年も人工知能(AI)分野に
集中投資している。
首相主宰の国家AI評議会を設置し、AIミッションを策定へ
CNAの2月12日の記事:
Budget 2026: Singapore to set up National AI Council, chaired by PM Wong - CNA
シンガポールのAI戦略を調整・推進するため、ローレンス・ウォン首相が議長を務める新たな
国家人工知能(AI)評議会が設立される。
ウォン首相は2月12日(木)に発表した2026年度予算案の中で、同評議会は「AIミッション」の策定と実行を
監督すると述べた。
「これらのミッションは、我が国の経済の主要分野におけるAI主導の変革を推進し、
シンガポールと世界の可能性の限界を押し広げるでしょう」と、財務大臣も兼務するウォン氏は述べた。
記事によると、以下のような施策が予定されている。
ミッションは、先進製造業、コネクティビティ、金融、ヘルスケアの4つの分野に焦点を当てる。
先進製造業では、世界的に競争力のある最高クラスの工場を建設することを目指す。
コネクティビティと物流では、空港や港湾業務の自動化、物資輸送の効率化、
シンガポールが世界有数のハブとしての地位を強化する。
政府内では、研究開発、規制、投資促進の取り組みをより緊密に連携させ、
各省庁が協調して同じ方向を向くようにする。
シンガポールにおけるAIの開発と利用方法を明確に定義し、責任ある安全な運用を確保
するための明確なルールを策定する。
AIを活用した事業変革を目指す企業を支援する「AIチャンピオンズ」プログラムを開始する。
エンタープライズ・イノベーション・スキーム(イノベーション支出に対し税額控除)を
拡大し、2027年と2028年の課税年度に、AI関連支出が対象事業として追加する。
上限は年間5万Sドル。
生産性ソリューション助成金も対象を拡大する。
ワンノースに新たなAIパークを設立する。クロスストリートにあるAIコミュニティ専用の
コワーキングスペース「ロロンAI」と呼ばれるパイロットプロジェクトが基盤。
NAIRD計画、AI研究開発投資に5年間で10億Sドル(約1,200億円)
シンガポールは、国家AI研究開発(NAIRD)計画で、
2030年までの5年間で10億Sドル(約1,200億円)を投資すると発表した。
NAIRDは、すでに実施中の国家AI戦略(NAIS)2.0を支援するもの。
シンガポールのAI研究能力を高め、AIハブとしての地位を確立すのが狙いだ。
デジタル開発情報省(MDDI)の1月24日の発表:
シンガポールは、国家AI研究開発計画に10億シンガポールドル以上を投資
シンガポール政府は、国家AI研究開発(NAIRD)計画に基づき、2025年から2030年の5年間で
10億Sドルを超える追加投資を行います。
これは、シンガポールの公的AI研究能力を強化し、国際的な研究競争力を高めるという政府の継続的な
取り組みの一環です。
この発表は、本日開催されたシンガポールAI研究週間2026ガラディナーにおいて、
ジョセフィン・テオ・デジタル開発情報大臣によって行われました。
NAIRD計画は、国家AI戦略(NAIS)2.0に基づくシンガポールのより広範なAIへの取り組みを支援する
ものであり、研究・イノベーション・エンタープライズ(RIE)計画に基づく継続的なAI研究の
取り組みを基盤としています。
この計画を通じて、進行中の研究活動を拡大し、重要なAI研究課題に取り組むことで、AI研究ハブとして
のシンガポールの地位をさらに強化していきます。
NAIRD計画は、以下の3つの主要分野に重点を置きます(詳細は付録Aを参照)。
基礎AI研究:責任あるAI、資源効率の高いAI、新たなAI手法、汎用AIといった優先分野の研究を
推進するため、世界トップクラスの研究センター・オブ・エクセレンス(RCE)を設立する。
応用AI研究:産業界におけるAIの導入と応用、およびRIE分野主導の取り組みを支援する能力を
構築する。
人材育成:世界トップクラスの研究者や研究機関と連携しながら、大学入学前から教員までの
人材パイプラインを構築する。
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