企業研究|GTキャピタル・ホールディングス(GT Capital Holdings Inc.、PSE:GTCAP)

 

企業研究|GTキャピタル・ホールディングス(GT Capital Holdings Inc.、PSE:GTCAP)


  • フィリピンの大規模企業グループ(財閥)の本部

  • 1963年、ジョージ・ティ(George S.K. Ty)氏がメトロバンクを設立

  • 2007年、ティ家の全事業を統括する持株会社GTキャピタル・ホールディングスを設立

  • 自動車部門は、トヨタ自動車との合弁Toyota Motor Philippines Corporation

  • 不動産デベロッパー Federal Landは、野村不動産と合弁会社を持つ

  • AXAと組んで保険会社も展開


    
GTCAP株の値動き(2026年4月23日、PSE公式サイトより)
GTCAP株の値動き(PSE公式サイトより)


東南アジア株式新聞 2026年4月23日

FNGが開発した、ユニクロの東南アジア最大の倉庫が開業


日本経済新聞の4月21日の記事:

野村不、マニラ郊外でユニクロ物流施設開業 ニュータウン開発に弾み - 日本経済新聞

野村不動産とフィリピン財閥大手GTキャピタル・ホールディングス(HD)はマニラ首都圏郊外のカビテ州で、ファーストリテイリングの物流施設を開業した。

両社は住宅や商業施設などを手掛けており、フィリピン国内で開発案件の多角化を進める。

野村不とGTキャピタルHD傘下の不動産会社フェデラルランドの合弁会社

「フェデラルランドNREグローバル(FNG)」が開発を担当した。


  • 東南アジアで最大のユニクロ倉庫。




2025会計年度、純利益が17%増


3月26日の発表:

GT Capital Reports 17% Growth in Net Income to Php33.7 Billion for Full Year 2025

GTキャピタル・ホールディングス(GTCAP)は本日、

2025年度通期の連結純利益が336億8,000万ペソとなり、2024年度比17%増となったと発表しました。

当社のコア純利益は前年比8%増の304億7,000万ペソでした。

GTキャピタルの成長は、中核事業会社であるメトロポリタン・バンク・アンド・トラスト・カンパニー

(メトロバンク)とトヨタ・モーター・フィリピン(TMP)の持続的かつ堅調な業績によるもので、

両社は2025年度にそれぞれ過去最高の純利益497億フィリピンペソと190億ペソを計上しました。

GTキャピタルの関連会社であるメトロ・パシフィック・インベストメンツ・コーポレーション(MPIC)も同様に

過去最高の業績を記録し、連結コア純利益は前年比271億ペソとなりました。


メトロポリタン銀行(Metrobank)

2025年に過去最高の純利益497億ペソを達成。

緩やかな資産拡大、堅調な利益率、健全なトレーディング収益、コスト増加の抑制に支えられた。

トヨタ・モーター・フィリピン(TMP)

2025年度通期で過去最高の純利益190億ペソを達成。

前年比18.9%増。小売販売台数が5.2%増加し、過去最高の229,447台を販売したことによる。

乗用車、商用車、そして総合販売台数で24年連続となるトリプルクラウンを維持した。

フェデラルランドNREグローバル(FNG)

2025年も勢いを維持し、リバーパーク・タウンシップ内の主要地区であるリバーパーク・ノースの

第1期商業区画を完売した。

メトロパシフィック・インベストメンツ・コーポレーション(MPIC)

2025年も力強い成長を維持し、連結コア純利益は前年同期比15%増の271億ペソ

(2024年は236億ペソ)。

AXAフィリピン生命保険・損害保険(AXA Philippines)

連結純利益は2025年に25億ペソに増加した。

生命保険事業の年間保険料換算額(APE)は、前年比20%増の52億ペソ。

損害保険事業の総保険料収入は、24%増の42億ペソ。


単位:

10億PHP

FY2025

FY2024

増減

コア純利益

30.34

28.14

+8%

報告純利益

33.68

28.78

+17%

※報告純利益には、株式売却益など一回限りの利益を含む。


プレゼン資料

こちらで、メトロバンク、フェデラルランド、トヨタなど部門別の収益・純利益が確認できる。





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