自動運転の米ウェイモ、シンガポールに進出、2028年商用化へ

 

自動運転の米ウェイモ、シンガポールに進出、2028年商用化へ

東南アジア株式新聞 2026年9月25日


米アルファベット傘下の自動運転技術会社 ウェイモ(Waymo)がシンガポールに進出した。

ウェイモのアジア市場での事業展開は、東京についで2カ所目。

東京では既存のタクシー配車サービスと組んで2027年の商用サービス開始を計画しているが、

シンガポールでは、Waymoアプリを通じた自動運転車の配車をする方針だ。

2028年の商用サービス開始を目指す。



   
ウェイモが発表文に付けたイメージ図、2026年9月17日
ウェイモが発表文に付けたイメージ図

9月17日の発表:

Singapore, Next Stop: Bringing Scalable, Safe Autonomous Mobility to the Lion City

シンガポールは長年にわたり、世界的なイノベーションの最前線を走ってきました。先見の明あるインフラ整備、

世界水準の公共交通機関、そして持続可能性への強い取り組みが、人々の日常生活を形作っている都市です。

この度、私たちはグローバル展開における新たな一歩として、Waymoがシンガポールに進出することを

発表いたします。


  • ウェイモは、シンガポール運輸省(MOT)および陸上交通庁(LTA)と連携し、

2028年に同国で完全自動運転かつ電気自動車(EV)による商用配車サービスを

「Waymo」アプリを通じて提供するための準備を進めている。

  • 今後数ヶ月内に、完全電動SUV「ジャガー I-PACE」からなる初期車両群がシンガポールに

到着する予定だ。

  • 2027年には準備段階として、訓練を受けた自動運転の専門家が初期段階の走行(手動運転)を

行い、現地の道路構造やモンスーン(季節風)に伴う気象条件などに合わせて

「Waymo Driver(ウェイモ・ドライバー)」を最適化する。

  • 2028年に、一般向け商用サービス開始する予定だ。


Waymoの共同CEOであるテケドラ・マワカナ氏のコメント:

「この地で新たな歩みを始めるにあたり、私たちは地域社会の声に耳を傾け、高度なスキルを要する

現地の運営業務を創出し、シンガポールが誇る世界水準の公共交通ネットワークを補完すべく、

国のリーダーたちと緊密に連携していくことをお約束します。

運輸省および陸上交通庁(LTA)と協力し、実績ある商用運行での安全性を備えた当社の技術を

『ライオン・シティ』にもたらすという、この思慮深い一歩を踏み出せることを光栄に思います」





シンガポールでは自動運転サービスの競争が本格化する


ウェイモの市場参入により、シンガポールでの自動運転サービスの競争が本格化する。


現在、シンガポールでは北東部プンゴル地区で自動運転バスの実証運行を実施中。

参加しているのは、2つの企業連合だ。


  • Grab × WeRide(サービス名:Ai.R)

    • 主にプンゴル・ウエスト〜イースト〜ノースを結ぶルート。

    • Grab アプリから運行ルートやスケジュール、座席の空き状況を確認でき、

リアルタイムで車両位置の追跡も可能。

現在は利用者が乗降場所を指定できるオンデマンド型サービスの導入を進めつつある。


  • ComfortDelGro × Pony.ai(サービス名:Zig Driverless)

    • ルート: 地下鉄・LRTの駅やショッピングモール、地域の基幹医療施設

(オアシス・テラスの総合診療所)などを結ぶルート。

  • 現地のタクシー・バス大手であるコンフォートデルグロの「Zig」アプリから予約可能。






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