インドネシア、米国と相互貿易協定を締結
インドネシア、米国と相互貿易協定を締結
東南アジア株式新聞 2026年2月20日
インドネシアと米国が相互貿易協定を締結した。
プラボウォ大統領が訪米中に両国政府が発表した。
貿易協定のポイント:
インドネシアは、米国からの輸入品に対する関税を99%撤廃するほか、
米国にて農業、航空宇宙、エネルギー分野への約330億ドル相当の投資をする。
米国は、インドネシアからの輸入品に19%の「相互関税」を維持するが、
特定の繊維・衣料製品については引き下げる。
輸入製品が米国の「国家安全保障」を脅かす場合、大統領の判断で調査・制限できる
1962年米通商拡大法232条が盛り込まれた。
プラボウォ大統領が訪米中に発表
アンタラ通信の2月19日(木)の記事:
Indonesia-US tariff deal finalized, signing set Feb 19: Prabowo - ANTARA News
インドネシアと米国は数ヶ月に及ぶ交渉の末、相互関税協定で合意に達した、
とプラボウォ・スビアント大統領が水曜日にワシントンD.C.で述べた。
スビアント大統領は、協定は木曜日に署名される予定だと付け加えた。
プラボウォ大統領は、水曜日の米国ビジネスリーダーとの会合、
木曜日の平和評議会(BOP)首脳会議、ドナルド・トランプ米国大統領との二国間会談など、
一連の行事に出席するために米国を訪問している。
インドネシアは、国軍をパレスチナのガザに派遣することを改めて表明し、BOPでも目立った。
インドネシア・米国の相互貿易協定
米ホワイトハウスの2月19日の発表:
Fact Sheet: Trump Administration Finalizes Trade Deal with Indonesia – The White House
米インドネシア相互貿易協定の主な条項は以下のとおり。
インドネシアは、農産物、健康食品、水産物、情報通信技術、自動車製品、化学製品など、
あらゆる分野において、インドネシアに輸出される米国製品の99%以上に対する
関税障壁を撤廃する。
インドネシアは、デジタル貿易における障壁の撤廃にコミットしている。
「無形製品」に関する既存の高関税ラインの撤廃、世界貿易機関(WTO)における電子通信に
対する関税の恒久的な一時停止を即時かつ無条件に支持すること、
米国の電子決済サービス企業に公平な競争条件を確保することが含まれる。
米国とインドネシアは、サプライチェーンの強靭性を高め、関税脱税に対処し、
適切な輸出管理と投資の安全性を確保するために協力する。
インドネシアは、重要鉱物を含むすべての工業製品の対米輸出制限を撤廃する。
インドネシアは、米国にて、航空宇宙、エネルギー分野への約330億ドル相当の投資をする。
約150億ドル相当の米国製エネルギー商品の購入。
ボーイング社などから約135億ドル相当の民間航空機・関連製品・サービスの調達。
45億ドルを超える米国製農産物の購入。
米国は、インドネシアからの輸入品について、特定された特定の品目を除き、
19%の相互関税を維持する。ただし、特定された品目については、相互関税が0%となる。
インドネシアからの特定の繊維製品および衣料品について、
今後指定する量の衣料品・繊維製品の輸入に対する相互関税が0%となるメカニズムを
構築することを約束した。この量は、米国産綿花・合成繊維を原料として生産された
繊維製品の米国からの輸出量に応じて決定される。
米国は、1962年通商拡大法 第232条(19 U.S.C. 1862)に基づく貿易措置を講じる際に
本協定を考慮に入れることを含め、本協定が国家安全保障に与える影響を積極的に考慮する。
コメント
コメントを投稿