シンガポールドルのステーブルコイン XSGD が米国取引所に登場 地元では QR 支払いに使用可に

 

シンガポールドルのステーブルコイン XSGD が米国取引所に登場

地元では QR 支払いに使用可に

シンガポールドル(Sドル)連動のステーブルコイン XSGD が使い勝手を一気に高めた。

米国最大の仮想通貨取引所 Coinbase でも取引できるようになったほか、

シンガポールのQR支払いでも使用可能になった。


   
StraitsXの公式サイトより、2025年10月3日
StraitsXの公式サイトより




CNAの10月1日(水)の記事:

Sドル連動ステーブルコイン XSGD が Coinbase でローンチ、仮想通貨の普及を受け

シンガポールドルに裏付けられた唯一のステーブルコインであるXSGDは、シンガポールにおけるデジタル資産の

普及を背景に、10月1日(水)に米国最大の仮想通貨取引所Coinbaseでデビューした。

2020年からStraitsXが発行しているXSGDは、Sドルに1:1でペッグされており、DBS銀行とスタンダードチャータード銀行が保有する準備資産によって完全に裏付けられている。

(中略)

火曜日、XSGDは、米国の仮想通貨取引所OKXが立ち上げたシンガポール初のステーブルコイン・スキャン・

トゥ・ペイサービス「OKX Pay」の基盤にもなった。

ユーザーは、配車サービス事業者Grabの決済プラットフォーム上で、加盟店にステーブルコインで支払いが

できるようになった。

シンガポールのGrabPay加盟店がステーブルコインでの直接支払いを受け入れるのは今回が初めてだ。


これらは、今週マリーナベイ・サンズで開催されている暗号資産カンファレンス

「TOKEN2049」で発表された。


ステーブルコインは、一定の価値を維持するように設計された暗号通貨で、米ドルなど法定通貨に

ペッグされている。ビットコインのような値上がり益はない

暗号資産市場が激動したときの一時的な待避先、国際送金の高速化がメリットとして期待されている。


これまでのステーブルコインでは、米ドル連動のテザー(USDT)やUSDコイン(USDC)が有力だ。

最近、日本円連動のJPYCが金融庁から承認されるなど、ステーブルコインが増えつつある。



Sドル連動のXSGDは、

  • CoinbaseでのXSGDの導入により、世界中の仮想通貨のユーザーが仮想通貨からSGDへ

即時に取引することが可能になった。

  • OKX Payのユーザーは、シンガポールのGQRコードをスキャンして支払い可能になったため、

USDCとUSDTから瞬時にXSGDへ転換して、シンガポールでの支払いに使うこともできる。






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