シンガポールドルのステーブルコイン XSGD が米国取引所に登場 地元では QR 支払いに使用可に
シンガポールドルのステーブルコイン XSGD が米国取引所に登場
地元では QR 支払いに使用可に
シンガポールドル(Sドル)連動のステーブルコイン XSGD が使い勝手を一気に高めた。
米国最大の仮想通貨取引所 Coinbase でも取引できるようになったほか、
シンガポールのQR支払いでも使用可能になった。
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| StraitsXの公式サイトより |
CNAの10月1日(水)の記事:
Sドル連動ステーブルコイン XSGD が Coinbase でローンチ、仮想通貨の普及を受け
シンガポールドルに裏付けられた唯一のステーブルコインであるXSGDは、シンガポールにおけるデジタル資産の
普及を背景に、10月1日(水)に米国最大の仮想通貨取引所Coinbaseでデビューした。
2020年からStraitsXが発行しているXSGDは、Sドルに1:1でペッグされており、DBS銀行とスタンダードチャータード銀行が保有する準備資産によって完全に裏付けられている。
(中略)
火曜日、XSGDは、米国の仮想通貨取引所OKXが立ち上げたシンガポール初のステーブルコイン・スキャン・
トゥ・ペイサービス「OKX Pay」の基盤にもなった。
ユーザーは、配車サービス事業者Grabの決済プラットフォーム上で、加盟店にステーブルコインで支払いが
できるようになった。
シンガポールのGrabPay加盟店がステーブルコインでの直接支払いを受け入れるのは今回が初めてだ。
これらは、今週マリーナベイ・サンズで開催されている暗号資産カンファレンス
「TOKEN2049」で発表された。
ステーブルコインは、一定の価値を維持するように設計された暗号通貨で、米ドルなど法定通貨に
ペッグされている。ビットコインのような値上がり益はない
暗号資産市場が激動したときの一時的な待避先、国際送金の高速化がメリットとして期待されている。
これまでのステーブルコインでは、米ドル連動のテザー(USDT)やUSDコイン(USDC)が有力だ。
最近、日本円連動のJPYCが金融庁から承認されるなど、ステーブルコインが増えつつある。
Sドル連動のXSGDは、
CoinbaseでのXSGDの導入により、世界中の仮想通貨のユーザーが仮想通貨からSGDへ
即時に取引することが可能になった。
OKX Payのユーザーは、シンガポールのGQRコードをスキャンして支払い可能になったため、
USDCとUSDTから瞬時にXSGDへ転換して、シンガポールでの支払いに使うこともできる。

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