阪和興業、インドネシアでニッケル・コバルトMHP製造事業に参加へ
阪和興業、インドネシアでニッケル・コバルトMHP製造事業に参加へ
鉄鋼商社の阪和興業(TSE:8078)は、インドネシアにおける
ニッケル・コバルト混合水酸化物(MHP)製造事業に参加する、と発表した。
豪州鉱山会社、シンガポール投資会社などと共に、
インドネシア企業 PT. テルク・メタルズ・インダストリーのプロジェクトに参加する。
阪和興業は、ニッケルのサプライチェーン全体を支える取り組みである、と言っている。
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| 発表資料より |
6月24日の発表:
インドネシアにおけるニッケル・コバルト材料(MHP)製造事業への 参画
阪和興業株式会社は、このたびインドネシア共和国において、PT. Teluk Metals Industry(TMI 社)が行う
ニッケル/コバルト混合水酸化物(Mixed Hydroxide Precipitate、以下「MHP」)製造事業への参画を決定
いたし ましたので、お知らせします。
ニッケルは電池用途に加え、幅広い産業分野に利用される基幹金属であるとともに、
EV(電気自動 車)や半導体、航空宇宙分野などの先端技術においても重要性が高まっている。
阪和興業は、本案件を、MHP の確保を起点として、ニッケルサプライチェーン全体を支える
体制をさらに強化する取り組みと位置付けている。
日本における重要鉱物の安定確保にも貢献し、産業基盤 の維持・発展に寄与していく。
【TMI 社の概要】
社 名:PT. Teluk Metals Industry(テルク・メタルズ・インダストリー)
場 所:Indonesia Morowali 工業団地内
生産物:ニッケル/コバルト混合水酸化物(MHP)
生産開始(見込):2027 年
当初、TMIプロジェクトは中国のニッケル最大手である青山グループが主導して始まった。
米国への輸出のための配慮などから、この数ヶ月で資本構成を大きく変えた。
現在は、日韓コンソーシアム(日本の阪和興業、韓国の非鉄金属大手 LS MnM、戦略的投資家)が
マジョリティを握り、豪州企業やシンガポール投資会社が出資する構成になっている。
豪州企業は、鉱山開発会社 Nickel Industries Limited。
シンガポールの投資会社は、Sumber International Investment Pte. Ltd.。
阪和興業は東南アジアで事業を拡大中
阪和興業は最近、東南アジアでの事業展開についての発表が多い。
3月2日の発表:
HANWA SINGAPORE (PRIVATE) LTD.(阪和シンガポール)は、
グローバル物流ネットワークの強化とアジア市場での事業拡 大を目的として、
シンガポールに物流会社「HANWA LOGISTICS SINGAPORE PTE. LTD.」(HLS)を設立した。
HLS は、阪和興業グループの物流機能を担うと同時に、グループ外の顧客に対しても物流サービスを
提供し、顧客のサプライチェーン全体に新たな価値 と変革をもたらすことを目指している。
4月14日の発表:
インドネシアで炭鉱跡地を活用したバイオ燃料原料植物ポンガミア試験栽培 プロジェクトを開始
商船三井、PT Hasnur Group Indonesia(本 社:南ジャカルタ)、阪和興業、日本ハム、
Four Pride Management Pte. Ltd.(本社:シンガポール)、SPIL Ventures(本社:中央ジャカルタ)の
6 社はコンソーシアムを組成し、インドネシア・南カリマンタン州タピン県にお いて、
油糧植物として知られるポンガミアの試験栽培プロジェクトを開始する。
約 10 ヘクタールの炭鉱跡地を活用し、2026 年から 2031 年までの 5 年間、ポンガミアの栽培、生育
データの取得、バイオ燃料原料としての活用可能性、カー ボンクレジット創出可能性を含む技術検証
を行う。

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