インドネシア、到着ビザ(VOA)手数料を引き上げへ
インドネシア、到着ビザ(VOA)手数料を引き上げへ
東南アジア株式新聞 2026年8月17日
インドネシアの到着ビザ(Visa on Arrival)は、外国人観光客に対し30日間の滞在を許可する。
とはいえ、3泊4日程度の旅行だと、入国税のようなものだ。
このVOAの手数料が近い将来、値上げになりそうだ。
Jalkarta Globe の8月12日の記事:
Indonesia Plans to Double Visa on Arrival Fee to Rp1 Million
インドネシアは、到着ビザ(VoA)の手数料を50万ルピア(約28ドル)から最大100万ルピア(約56ドル)に
引き上げる計画だ。
入国管理局は、外国人旅行者が渡航前にオンラインで申請するか、到着時に申請するかによって料金を変える案
を提示している。
この記事は、入国管理局長ヘンダーサム・マランツォコ氏の記者会見に基づいている。
同局長によると、「現在の到着ビザ手数料はわずか50万ルピアです。為替レートの変動を考えると、
これは低すぎるため、調整が必要だと考えています」。
提案されている新料金体系では、
インドネシア渡航前に電子到着ビザ(e-VoA)を申請する外国人は75万ルピア
入国後にVOAを取得する外国人は100万ルピア
日本円に換算すると、現行の50万ルピアは、約4,500円。
75万ルピアは、約6,700円。
100万ルピアは、約9,000円。
この記事では、新料金の施行時期については何も言っていない。
日本人観光客としての、ぼやき
現在のVOA手数料 50万ルピアは、 2019年5月3日から適用されている。
それまで「35米ドル(USD)」と米ドル建てだったのを、ルピア建てに改定した。
そのルピアの対ドル・レートは、過去5年間で23%超も下落している。
だから安すぎるというのは一応筋は通るが、2倍の100万ルピアにするのは高すぎるだろう。
35米ドルに見合うのは、現在のレートで、63万ルピア程度だ。
さて、上記記事で、局長は、外国人旅行者が出発前に入国手続きを完了するよう促すことも目的と
している、とも言っている。
出発前の手続きにうまく誘導できれば、空港の入国審査での混雑が緩和されるためだ。
そうであるなら、事前のオンライン申請の場合の手数料が75万ルピアというのも高すぎる。
だいたい隣国のマレーシアからでさえ、インドネシアのオンライン手続きは使いにくい。
通信回線のせいか、システムが重いせいか、不明だが、よほど調子が良くないと、
申請の途中でフリーズする(今日も試してみたが、反応が遅すぎる)。
ASEANの国では、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピンは、日本人観光客にVOAを
要求しない。
カンボジアのVOA(30日観光ビザ)は、30米ドルだ。
現在のレートで約4,700円のため、インドネシアVOAの現行料金に近い。

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