企業研究|ペトロナス(Petroliam Nasional Berhad、通称 PETRONAS)[更新]
企業研究|ペトロナス (Petroliam Nasional Berhad、通称 PETRONAS) 1974年設立のマレーシア国営石油・ガス会社 グループの主な上場会社 PETRONAS Chemicals Group Berhad(略称PCG、Bursa:5183) PETRONAS Gas Berhad(略称PGB、Bursa:6033) 東南アジア株式新聞 2025年8月31日 2025年上半期、減収減益 8月29日の発表: ペトロナス、厳しい環境下で減益を記録、将来の成長に向けてポートフォリオの回復力を追求 ペトロナスは、2025年6月30日を期末とする会計年度上半期(2025年上半期)の売上高がRM1,326億となり、 前年同期のRM1,736億を下回った。 この減少は主に、2024年5月のエンゲン・グループの売却に伴う継続事業の停止、為替変動の影響、 そしてベンチマーク価格の下落傾向に伴う石油製品、原油、コンデンセートの平均実現価格の低下による。 売上高の減少に伴い、グループの税引後利益(PAT)はRM324億から19%減少し、RM262億となった。 グループのEBITDA(利払い・税金・減価償却前利益)はRM544億となり、利益の減少に伴い15%減少した。 営業活動によるキャッシュフロー(CFFO)はRM481億で、RM67億減少した。 これは主にEBITDAの減少によるもので、税金の支払によって一部相殺した。 総資産は、2024年12月31日時点のRM7,667億から2025年6月30日時点でRM7,807億に増加した。 この増加は主に、米ドル建て債券市場における債券発行による純収入による。 株主資本はRM4,371億で、RM141億減少した。 これは主に、株主への配当金の支払と為替変動によるもので、当期利益によって一部相殺された。 ペトロナス発表資料より 8月25日: ペトロナスとペトロスの訴訟は延期、両当事者は協力的なアプローチを模索 ペトロナスとサラワク石油公社(PETROS)は本日、クチン高等裁判所に対し、 両当事者が共同で審理の1ヶ月間の延期を要請した旨を通知した。 延期は、両当事者間の継続交渉を継続するために認められた。 両当事者は、問題の解決を目指し、引き続き協議を行っている。 東南...